貸切バスはバス停で乗降できない？配車・出発場所の選び方

貸切バスの配車・集合場所を決める際、参加者の皆さまが集まりやすい場所を選びたいですよね。

駅前の目立つ位置にあるロータリーやバス停に停めたい…というご希望をいただくこともあります。

この記事では貸切バスの配車・出発場所の選び方についてご案内します。

貸切バスはバス停で乗降できない？

バス停は定期的に運行している路線バス専用スペースで、道路交通法に基づいて整備されています。

一部のバス停では路線バス以外にも福祉バスや企業送迎バス、スクールバスなど定期的に運行する貸切バスも停められる場合がありますが、原則としては貸切バスをバス停に停めることはできません。

一般的なバス停以外にも高速バスが発着するバスターミナルや、高速道路上に設置されているバスストップなども同じく貸切バスを停めることはできません。

お客様のご要望に合わせて不定期で運行する貸切バスの場合、他の車の往来をなるべく妨げない路上、または有料の貸切バス駐車場などで代替案をご提案することになります。

貸切バスの配車・出発場所の選び方は主に３パターンあります。

社員旅行や視察送迎など、会社の敷地内へ貸切バスを配車させていただく場合があります。

また、遠足や社会見学など、学校行事でご利用の場合は学校のグラウンドなど敷地内に配車します。

敷地内の進入許可証が必要な場合は予めお客様にて取得をお願いしております。

会社・学校などの敷地内が狭く、貸切バスの進入ができない場合や、規制により駅前ロータリーに進入できない場合など、路上に配車する場合があります。

他の車の往来を妨げないことが必須になりますので、ある程度道幅の広い２車線以上の道路に限られます。

また、横断歩道の端から５メートル以内には駐停車しないような配慮も必要となります。

ある程度の規模の駅や空港などには貸切バス駐車場が設けられている場合があります。

駐車場の利用代金がかかりますが、一番理想的な配車場所となります。

荒天時も雨に濡れないよう屋根のある施設や、近くにトイレがある施設など、貸切バスへの乗車を前提として作られた場所は当日の参加者にもメリットとなります。

貸切バスの予約・見積もりはお気軽にご相談ください。

配車・出発場所の選び方もご希望の場所によって異なりますので、経験豊富なスタッフが丁寧にご案内します。

まだ詳細がお決まりでない場合も概算のお見積もりが可能ですので、皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。