貸切バス 高速道路通行料金の調べ方とポイント

貸切バスを送迎や観光で利用する際、多くのケースで高速道路を利用することになります。

今回は高速道路料金の調べ方とポイントをまとめました!

貸切バスはどんな通行料金区分になる?

高速道路の通行区分は車両の大きさや定員数などによって決められており、5車種の区分に分けられています。

▼サイズの小さい順▼

【軽・二輪車】

軽自動車や二輪自動車など

【普通車】

普通乗用自動車など

【中型車】

マイクロバス(定員29人以下、8トン未満)や普通貨物自動車(3車軸以下、8トン未満)など

【大型車】

中型バス(定員29人以下、8トン以上)や普通貨物自動車(3車軸以下、8トン以上)など

【特大車】

大型バス(定員30人以上、8トン以上)や大型特殊自動車、特大車がけん引する連結車両など

大型バスは大型車料金…と思い込んでしまいがちですが、実際は特大車としての料金区分となります。

同様に中型車も中型車料金ではなく、大型車料金となりますので、注意したいポイントです。

貸切マイクロバス

貸切マイクロバスは定員29人以下、8トン未満となりますので、通行区分は中型車となります。

貸切マイクロバスの車種について詳しく→

貸切中型バス

貸切中型バスは定員29人以下、8トン以上の車両に限り、通行区分は大型車となります。

一部地域で定員33人〜40人が乗れる送迎タイプの中型バスがあり、そちらは通行区分が特大車となりますのでご注意ください。

貸切中型バスの車種について詳しく→

貸切大型バス

貸切大型バスは定員30人以上、8トン以上となりますので、通行区分は特大車となります。

2階建てのオープントップバスなど特殊な大型バスも通行区分は同様です。

貸切大型バスの車種について詳しく→

貸切バスの高速道路通行料金 調べ方

貸切バスの高速道路通行料金はWEBで簡単に調べることができます。

下記の2サイトが使いやすくおすすめです。

NEXCO 西日本 高速料金・ルート検索

乗るICと降りるICが決まっている場合、便利なサイトです。

使う貸切バスのサイズに合わせて車種区分を変えることが可能で、ETC割引を適用した料金が表示されます。

西日本だけでなく、全国の高速道路料金を調べることができます。

NAVITIME

目的地までの最適なルートが知りたい場合、便利なサイトです。

車種区分ごとの料金表と、ETC割引を適用した料金が表示されます。

有料プランに変更すると経由地を複数設定できるため、立ち寄りスポットが多い行程の場合特に便利です。

貸切バスの通行時にETC割引は適用できる?

貸切バスで高速道路を通行する際、ETC割引は適用できます。

その際、ETCカードは運行バス会社所有のものを使うことになりますので、お客様が所有されているETCカードのお持ち込みはご遠慮いただいております。

通行料金を節約するため一般道を走ると安くなる?

貸切バスで高速道路を通行すると料金はそれなりに必要となります。

20人や40人などで人数割すると1人あたりの負担額は安くなりますが、少しでも節約したい!という場面もありますよね…

そんな時、一般道を走ると安くなる?という発想がわいてきますが、実際、逆に高くなってしまうことがあります。

貸切バスの料金は時間と距離の合算となるため、一般道で時間がかかると貸切バス本体代(利用費用)の方が上がってしまいます。

高速道路を1区間だけ使うような経路でしたら一般道の方がお得な場合もありますが、ある程度まとまった距離だと高速道路を積極的に使った方がお得になります。

通行料金を含んだお見積もりも可能です

弊社では貸切バスのお見積もり時、高速道路の通行料金も含んだお見積もりを作成することも可能です。

お客様のご希望に沿った行程を鑑みながら、最適な経路のご提案も得意としております。

貸切バスの利用をご検討の際はお気軽にご相談ください。

 

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