安全な貸切バスを選ぶ基準!安全性評価認定とは?

貸切バスを予約する際、気になるのが安全性…

バスの事故などニュースを目にすることがあり、不安になられる方も多いのではないでしょうか。

今回は貸切バスの安全性の指標となる安全性評価認定(セーフティバス)について解説します。

貸切バス安全性評価認定とは?

貸切バス安全性評価認定(セーフティバス)は2011年8月にスタートした制度で、安全確保への取り組み状況が優良な貸切バス事業者へ認定が行われています。

各バス会社からの申請に基づいて公益社団法人日本バス協会が評価認定を行うもので、認定取得済みのバス会社は車体のドア付近に「SAFETY BUS」のステッカーを貼っています。

2023年5月現在、日本全国の貸切バス事業者における約半数の1940社ほどが認定を受けており、安全な貸切バスを選ぶための指標となっています。

貸切バス安全性評価(セーフティバス)に認定されたバス会社は公益社団法人日本バス協会のWEBサイトで確認することができます。

認定事業者の一覧や、認定制度についての詳細が記載されています。

貸切バス事業者安全性評価認定制度 WEBサイト→

安全性評価認定の仕組み

安全性評価認定は1つ星からスタートし、2年後の更新時に優良と認められた場合、2つ星に。

さらに2年後の更新で優良と認められた場合、最高ランクの3つ星となる仕組みです。

下記の通り厳格な認定基準が設けられています。

①事業許可取得後3年以上経過していること。

②安全性に対する取り組み状況における法令遵守事項に関する違反がないこと。

③過去2年間に、有責の第一当事者となる自動車事故報告規則第2条第3号に規定する「死者を生じた事故」が発生していないこと。

④過去1年間に、有責の第一当事者となる自動車事故報告規則第2条第3号に規定する「重傷者を生じた事故」が発生していないこと。

⑤過去1年間に、有責の第一当事者となる10人以上の負傷者を生じた事故で負傷の程度が著しい場合が発生していないこと。

⑥過去1年間に、有責の第一当事者となる自動車事故報告規則第2条第1号に規定する事故(以下「転覆等の事故」という)又は悪質な法令違反による運行等 (以下「悪質違反による運行等」という)が発生していないこと。

⑦過去1年間に、1営業所1回当たり50日車を超える行政処分(平成28年11 月30日以前に行われた監査の結果による場合は、1営業所1回当たり30日車以上の行政処分)を受けていないこと。

⑧過去に認定取消を受けた際の欠格期間に該当していないこと。

安全性評価認定取得のバス会社一例

近鉄バス株式会社

2023年5月時点 安全性評価 3つ星

弊社取引先の近鉄バスは安全性評価3つ星の認定を継続しています。

大型バス〜マイクロバスまで所有されており、送迎から観光まで幅広くご案内可能です。

西日本JRバスサービス株式会社

2023年5月時点 安全性評価 2つ星

弊社取引先の西日本JRバスサービスは安全性評価2つ星の認定を取得しています。

トイレ付きの大型バスサロン付きバスなど、さまざまなご要望にお応え可能です。

接客・快適性の指標は?

貸切バス安全性評価(セーフティバス)は安全の指標であり、接客や快適性は考慮されていません。

楽しいご旅行はお客様の安全が何よりも優先されますので、一つの指標としてご活用ください。

また、ドライバーの丁寧な接客やバス酔いしない運転、ゆったりとした座席で快適なバスなど、お客様の満足度に繋がる情報は弊社のような貸切バス専門の旅行会社が得意としております。

料金が安すぎる見積もりにはご注意ください

複数社に見積もりを取ったところ、極端に安い会社があったというご報告をいただくこともあります。

バスの車両が非常に古い、車両の整備が杜撰、ドライバーが過労…なんでケースも見受けられます。

安さは魅力的でもありますが、あまり極端に安い場合は安全性に疑問がある場合も想定されますのでご注意ください。

安全・快適な貸切バスはお任せください

安全・快適な貸切バス予約は弊社にお任せください。

観光や長距離でご利用の場合を中心に、安全性評価認定(セーフティバス)取得のバス会社を積極的にご案内しております。

短距離の送迎やマイクロバスは安全性評価認定(セーフティバス)と同等の安全対策を行なっているバス会社をご案内することがありますが、安全性評価認定(セーフティバス)限定での予約も承っております。

まずは無料でお見積もりしますので、お気軽にお問い合わせください。

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